人間は何かを羨ましいと思う生き物。
「羨望」という感情は凄く自然なもので、
そしてこれは健全なモチベーションになりやすい。
だけれども、この羨望は、抱くベースの心が健全でないと、
ねっとりとした粘り気のような影を帯びた嫉妬という感情になってしまう。
僕は社会人になって暫くしてから、
この嫉妬という感情と決別しました。
羨望を抱いたら素直にそれを認める。
「俺もあの人みたいになるためには何をしたら良いか?」
ただそれだけを考えるようになりました。
そうすると、何よりも自分が楽になりました。
要するに、嫉妬は素直になれない弱さの裏返し、だからね。
羨望を認められないとそれは嫉妬になる、
という事を身をもって経験できたのは
僕の貴重な人生の財産です。
何より嫉妬ってダサいしね。
とはいうものの、社会を渦巻き、組織や人のモチベーションになるこの動物感情。
そんな世を渡る秘訣は、ひょっとすると、
嫉妬の構造を理解して、
自分は嫉妬しないようになる事なのかもしれないですね。
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