生まれた時の色が真っ白だとしたら、
年齢を重ねるほどに色は重なり続け、
白とは程遠い色合いになるのでしょう。
それは鮮やかな色調を織りなすこともあれば、
時としてドス黒い色合いにもなって行くのだと思います。
僕自身、いろいろな経験を重ねることで、
自分にしか出来ない
色を手に入れたいと考えてきました。
しかし、ここ最近の幾つかの出来事、経験を経て、
これからは色を落として、白に近づいていくような考えがあっても良いのではないかと思うようになって来ました。
このまま色を重ねていっても、美しさには繋がっていかないのでは無いかと感じたからです。
重なった色を一つ一つ剥ぎ取るように日々を生きる。
清く白く。
そんなことを改めて感じる今日の空。
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