フレグランスプロデューサー

おそらく、フレグランスプロデューサーを名乗ったのは僕が日本で初めてなんじゃないかなと思うのですが、実はこのフレグランスプロデューサーという名前には深い思いがあるんですね。



よく僕は調香師と間違えられるのですが、僕自身は調香師ではありません。



もちろん、簡単な調香のノウハウは会得したのであるんですが、職人としての調香師ではないんですね。



どちらかというと、調香師と連携して様々な新しい商品やサービスを仕掛けていく、デザインを監修する、そしてその流通戦略やPR戦略までを仕掛けていくトータルな役回りになるので、プロデューサーという呼称の方が合うかなと。




そんな考えで使い始めた呼称ですが、ここ数年は他の会社さんにも外部プロデューサーとして招聘されるケースが増えてきました。




昨日は私がプロデューサーを務めさせて頂いている会社さんで、私がプロデュースした香りの新作御披露目イベントでした。





香りは2種類、初恋という香りとROTENという香りをリリースしました。

初恋という香りは初恋の爽やかさ、そして若々しさを感じさせる香りです。
ライチをベースにしたフルーティな香りは若々しく活力に溢れた印象を感じさせながら、ライチ特有の苦味と、ベースに敷かれたフローラルな印象が思春期から大人への階段を登る様子を表現しています。

ROTENという香りは心に活力を与えてくれるような香りを
イメージして製作しました。
ライムやレモンといった初夏を感じさせるそこはかとない柑橘の雰囲気と樹々の自然を感じるようなグリーンの印象がどこか懐かしい古き良き日本を感じさせる香りです。日常に安らぎの非日常を添えてくれます。



この2つの香りが新たな冒険と安らぎを広げていく事を祈ってます。



関係者の皆さまありがとうございました(^o^)