「モテ」というと、なんだかとても世俗的で軽率な印象を受けますが笑、
職業柄、「モテる」ということを真剣に研究しています。
あの人はなぜモテるのか?
それを研究し続けることが、香りの開発につながることも多いです。
だって、香水をつける理由って、詰まるところ、自分を魅力的に演出するため。
そしてそれはモテるため、とも言えるわけです。
ま、こういうと、
「誰にでも良いからモテたいわけではない」、
「大切な人にだけモテたい」といった声が聞こえてきそうですが。。。
とにかく、モテる、ということをなるべく客観的に研究してきたので、それをツラツラと書いてみようかなと思います。
まず、モテる人に共通している要素のうちの一つが、「ギャップ」だと思うんですよね。
見た目が怖そうだけど、実は優しい。
華奢に見えたけど、実は筋肉質。
派手に見えたけど、実は家庭的。
などなど。
男性の視点、女性の視点、それぞれから見て、ポジティブな意味でのギャップを持っている人って、間違いなくモテてますよね。
この「実は」という部分が非常に重要。
「実は」に結びつけていくためには、その前振りの印象が必要ですもんね。
そうなってくると、この前振りの加減が今度は重要になってきますよね。
「見た目が怖そう」、が
「見た目が明らかにちょーこわい。なので目を合わせるのも無理」なレベルだと、
その後の「実は」に結びつかないですよね。笑
なので、ちょっと怖いくらいが、この文脈だと正解ですよね。
そうすると、前振りは適度なバランス感で演出しておきながら、
「実は」の後にどこに着地させるのかが次の鍵ですよね。
魅力的であるためには、第一印象と第二印象とも言えますが、心地よいギャップを生じさせることが重要なんです。
よく、多趣味な人が魅力的に映るのは、このギャップが、様々なところに散りばめられているからではないでしょうか?・・・
翻って、こういう視点を加えて、香水をどう作ったら良いのか?を日々、僕は考えているんです。
そういった考えに基づいて作った香水の話は、また今度しますね。
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