食と香り

最近、うちのバーで出すための軽食を試作しています。


試作、と言っても僕は手は動かさず、うちのバーテンダーが作るものにコメントをするだけです。

ちなみに、うちのバーはこちらです。



実はうちのバーテンダーは料理人をずっとやっていたので、料理はおてのもの。


うちのバーではホットサンドを出すことにしました。



小洒落ていて、暖かくて、仕入れがしやすく、創意工夫の余地がある、ということで、ホットサンドを出すことにしたのです。


コーンビーフ、チーグエッグ、ハムチーズ、キエフカツレツ風、の4種をまずは出すことにしました。


でも、あんまり普通に作ると、家で食べるホットサンドと同じになってしまうので、味のアクセントとして、コーンビーフ以外はトリュフオイルを使うことにしました。




そこで、改めて香りの力というか効果に感嘆しました。


なんてことのないハムチーズも、トリュフの香りがするだけで、なんとも奥深い味わいになるんですよね!


トリュフオイルを使うかどうかで、かなり印象が違う、というか、それ以外のレシピはほとんど同じでも印象が段違い✨


香りってすごいですね。。。


実は、あまり知られてはいませんが、いわゆる、グレープ味やオレンジ味など、味のバリエーションがある炭酸飲料などは、色と香り以外は同じ組成だったりします。


でも、我々は、グレープ味だと思って飲んでますよね!?


そのくらい、香りは錯覚を誘発するんですよね。


バーテンダーと一緒に色々試していたら、だんだん楽しくなってきて、もっとバリエーションを出したくなってきました。笑


でも、あまり種類を増やすとコントロールが難しくなるので、まずは4種からスタートします。


お近くにいらした方はつまんでみてください。