父の教え

昔から反骨心が強い僕は誰かの権力の傘の下に入るのが嫌でした。


自分の力で勝ち取ってないものをひけらかすことが生理的に嫌いなんです。


一方、早い段階で父親はビジネスで成功していました。


なので、僕が公の場で父親に関して話したり書いたりすることはあまりありませんでした。


ですが、今日からちょくちょく書いていこうかなと思います。


きっかけは昨夜の祝宴です。


昨夜は父親が昨年頂いた旭日中綬章の祝宴が行われたので僕も同席しました。


長く日本の音楽業界の発展に寄与してきた成果が認められたことは、息子としても誇らしい限りでした。


会場には日本の音楽、芸能界のトップが集結しました。


様々な方に会うことができ、僕にとっても貴重な時間でした。


昨夜は祝宴の後に自分のバーで1人酒を飲んでいたのですが、その際に僕が父から叩き込まれてきた教えを忘れないように書き記しておこう、と思ったのが、父について書こうを思ったきっかけです。



昔から教えられてきたのは、


「絶対に勝て、君なら勝てる」


「レディーファースト」


「英語を勉強しろ」


「クリエイティブと数字の双方を理解しろ」


「常に3つ案を用意しろ」


「母親を大切にしろ」


「古典を読め」


「墓参りに行け」


こんな感じでしょうか?笑

もちろん、上記以外にも沢山の事を学んできましたが、何よりも僕の血になっているのは、俺たちは美学と共に生きるんだ、というポリシーでしょう。

美学を貫こうぜ、美学を守るためには突っ張っていこうぜ、という反骨心とも言えるロックンロールスピリット。

これが父の代名詞であり、僕が継承したい点ですかね。


父の音楽と僕の香り。


業界は違えど僕は僕で、香りの世界でロックンロールしていこうと思った夜でした。