COLOR/Z アートをその手に

来月、LAYERED FRAGRANCEからよりカジュアルなライン、COLOR/Z LAYERED FRAGRANCEを発売します。

以下、メディア向けに出した僕のコメントです。


 2013 年の発表以来、LAYERED FRAGRANCE はその独自のコンセプトと立ち 位置により、多くのファンを獲得してきました。

このブランドの最大の魅力 の一つは、それまでのフレグランスブランドがアプローチしてきていなかった使い方や楽しみ方を提案の中心に据えてきている点でしょう。

LAYERED FRAGRANCE の顧客層は 30 代~40 代となっていますが、

より若くカジュア ルに香りを楽しむ層にレイヤードスタイルを知ってもらいたいと思い、今回 の COLOR/Z ラインの立ち上げとなりました。


既に日本にはカジュアルフレグランスは数多くありますが、既存のブランド に対して、COLOR/Z の個性は二つあります。


一つはブランドアイデンティティ であるレイヤードスタイルと色の世界の広がり。

そしてもう一つは特徴的な デザインです。


 カラーセラピーの世界があるように、色の世界はイメージやフィーリングと ともに広がっていき、


また相互に重なり合う事で文字通り多彩な広がりを見 せていきます。


香りにも花言葉やアロマテラピーの考え方があるように、

イメージやフィーリングとともに世界観を広げていく側面があります。


そんな 共通項は「レイヤード」というフレーズで融合していくのではないか?


そう考えたところから始まった COLOR/Z は見事な仕上がりに着地していると思います。



また、もう一つの特徴が特徴的なパッケージングデザインです。 


日頃から「香りはアートの一部でファッションを際立てるもの」と僕は考えているので、

今回のプロジェクトで色をテーマにする事を決めた際、デザインに現代アート的な息吹を加えていったら面白いと考えました。


生活の一部にカジュアルな形で香りというアートを取り入れる、そんな可能性を感じさ せるプロダクトになっていると思います。